ガイドかスタッフかのみわけかた。(ネームプレート)
TEL 2014.02wrote.
社員と契約社員、仕事請負者(われわれ)
JTBを例として。各国の実情はほぼ同じ。
1, JTB の会社章バッチ( めだたない、左襟または左ポケット上にあたる位置につけている)
--JTBの正社員のみ。契約社員にはこれが無い。
-- 取引・関係業者はこれをみていて "必要に応じた"対応をする。
2, JTBロゴが入ったプラスチック製の小さいネームプレート(左胸、ボケットふち、ポケット上につけている)
--JTBの社員。契約社員。これだけの人は正社員ではない、"必要に応じた"対応はされない。
-- ここまでは、「会社員」として身分保証された、仕事を発注する側の社員。
5,6, をもってこれにあてている(国内某)会社もある。
--ほとんど専属で仕事を請け負っているヒトは「契約社員あつかい」としてつけていることがある。
3, JTBの「ロゴプレート」(おおきなJTBのロゴ)---
「JTB関係者」としてのID--実は非
公式--つけている人の名前ははいっていない。
--どの会社の仕事中かを示す非公式ID,これがないで話しかけると客は不審がるはず。実質のID。
-- 100円ショップで売っている(ストラップ付き)(ピン・クリップ止め)「名札」としてつけいている。
-- 2.までの社員はつけない。
--客からみれば「JTBのヒト」だが、実はJTBからの仕事を請け負っているヒト
JTBから仕事をもらっている通訳ガイド、派遣添乗員、ほかのスタッフ。
--その仕事中は「JTBの関係者」としてふるまい,「代理として」
責任・義務をおっている
--
仕事のある多くのガイドや会社から委託の空港案内人、派遣添乗員は複数会社の「ロゴプレート」を
もっていて仕事ごとにつけかえる。(日本では少ないがアメリカでは10枚近く持つひともいる)
4, 「総合・国内旅程管理主任者証」---------- 資格者としてのID---公式---携帯義務のみ,, これの{総合}は
業界で世界最強のID,
日本の通訳案内士証は日本国内限定の効力しかない..(元々,English Speaking Assistant の証明でしかない)
--- これは表示していなくて、求められたらみせなければならない。
--- 派遣添乗員は 3をつけ 4 を所持する。これは所属会社ごとに発行するのでフリーランスの人は
携帯していないこともある。(資格証明書は携帯用ではないのでコピーをもつことあり,しかし
「登録証の携帯義務」 なのでこのことはなんの証明にもならない,摘発対象)
5. 「通訳案内士(ガイド資格・認定)証」------
資格者としてのID---公式---携帯義務のみ
-- 日本では 原則としては表示していなくてよい。客に最初に会ったときにみせればよい。
-- 名前の部分が小さい文字なので、客には名前が読み取れない。--
客にとっては名札の意味がない
---
通常は首からさげるか、左胸、ボケットふち、ポケット上 につけている。
--社員がこれを所持していることは[まずない]。ので通訳ガイドのみがつける。
-- 日本以外では、本人認証として本人の署名がはいっていることが多い。
-- 国によっては(認定ガイドとして)、金属に見えるプラスチックの[ロゴ+名前]胸プレートのことあり。
* 通訳ガイド初心者がだらーっとへそ近くまで下げているのは 社員などから見れば
「初心者アピール」に過ぎないが本人は気がつかない.,,暖かく見守ろう.. もっとも大事なのは 3と7.
6, 「外務員証」------------正社員または契約社員としてのID---公式--[外勤業務時]に[常時表示]義務
-1,2 のヒトが店舗の外で、営業や店舗の仕事のとりつぎをするときに表示していなければならない。
- 仕事中は首からさげるか、左胸、ボケットふち、ポケット上につけていなければならない。
7 , 名札(ネームプレート)--
社員以外のヒト(仕事の請負者)が、客に名前を知ってもらうためのもの。
--非公式。
非公式なのに絶対必要なツール。つけていない=うさん
くさい(自分を知られたくない何かがある)。
外来のお客様と違う「関係者である」という差別化標識。
--正社員、契約社員はすでに 2 をつけているのでつけない。
--多くは自分でつくる。自分をアピールする意味もある。
--(自覚ある)ボランティアガイドもこれだけはつける。
*一方「自分は知られている」(客にとっては知ったことではないが)と誤解しているVガイドはつけない人
がいる。
つけないことや、目立たないことが「遠慮である」という意識も大きな勘違い。
礼儀としても,(たとえ読めなくても)「自分がだれか」は明確に表示すべき。それほど世界には詐欺師が多い。
もちろん、客を誤解させるためにつけている詐欺師もいるが、なければもっと疑わしい。
-- 日本以外では、写真のほかに自分の署名をいれることが多い(本人である証明として)。
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*例えば、海外旅行の「現地係員」は最低 3+5 または 3+7 をつけているか、一緒に首からぶらさげている。
本人が現地の会社に所属している場合はその会社のユニフォームを着ているか「社員証」も一緒につけている。
*日本で我々はまず、請け負って仕事をしている会社を示す 3
(今回の我々は「研修名札」)
(表示していなくてもよいが)資
格証である 5 (4 を持つひとはそれもあったほうが客の安心感は少し増す)
そして、自分とお客様を結ぶ 7 。
ガイド資格のまったくない人でも普通 7 はつけている。(客との関係と,訪問先での扱いの差別化のため)
しかし、5 だけつけている人や、まったくつけない人もいないわけではない。(客のふりができる)
*これらの表示場所には厳しい規定・罰則がある国にもあり(トルコ)、「みぞおちから上」「左または右胸の胸ポケ
ット以上」と明記していることもある。全般には「鼻の頭から半径50cmに入っているこ
と」。い ずれも、顔をみながら
ID名札が確認できる。(不正者でないひとが一目で分かる)ことが目的。日本人がよくやる上着の下の方につけているのは、
他人のIDを不正に使用しているということで警察のとりしまりの対象となることもある。(遠慮とはみなされない)
かの国では、この付け方で資格をもつ認定ガイドか無資格アルバイトかがわかります(だらーっとへそ近くまで下げている,)
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