Quiz 123 as tour guide.
「旅程管理」についてのクイズ。 -- 1
問題: 次の1,2のうち 結果として「犯罪」となり罪が重いのはどちらか?
*これは、通訳案内士法の範囲をこえており、それをおおう旅行業法の範囲です。
1,
日本国内の「国内旅程管理主任者資格」(添乗員資格)をもっているが,通訳案内士資格はもって「いない」人が.....(このひとは英語ができるとして)
「客が全員外国人」の日本国内の企画旅行(パンフレットで募集された旅行)の「添乗」
*時間・運行確認手配,訪問地の事前説明,現地の説明板をみての英訳トーク,
質問された件の具体的な解説,ホテルなどの訪問地の一切の説明、
日本語での説明の取次(通訳業務)
2,
通訳案内士資格はもって「いる」が、「国内旅程管理主任者資格」(添乗員資格)をもっていない人が....
「客が全員外国人」の日本国内の企画旅行(パンフレットで募集された旅行)の「添乗」。
--------------------------------------------------------
「旅程管理についてのクイズ」--
2
問題A:
高速道路でシートベルトをして着席しながら、窓のそとについて話していた
添乗員(案内士)が、車が高速を降りたので、
「運転手の気付かないうち」ガイド用の背もたれ
につかまり(またはよりかかり)
話し続けていたところ(運転手は気づいていな
い), 急に追突せざるを得ない事態になり、
添乗員はフロントガラスを突き破って投げ出され
死亡した。
このとき死亡した添乗員に対して保険金、賠償金
は,,,,,,,,,,
1
,基本的には出ない。 2,ガイド保険分は出る 3,旅行保険の死亡保障並みに出る。
1,2,3 のうち どれ?
問題B: 目的地についたか、出発前に
添乗員は「善意」でバスのバック誘導をした。
運悪くそのバスと添乗員の間
に別の観光客が誘導されたと勘違いして入り込み
バスにまきこまれ死亡した。
この添乗員は、 *運転者は当然責任が
あります。
1, 無罪 2,業務過失致死罪に近い
3,未必の故意(「わざ」と見殺しにした)に近い
1,2,3 のうち どれ?
*これらは案内士法の範囲をこえ、それをおおう
道路交通法、道路車両運送法
旅客運送事業者法 などなどの範囲です。
-------------------------------------------------------------------------
「旅程管理についてのクイズ」--3
問題A:
移動手段が一部「路線バス」であるツアー(客7人)の添乗員として
予定のバス停から路線バスに客をのせ、のってから次の鉄道の時刻を再確認したら
このバスが予定の駅に到着するのは一時間以上
先で、しかも列車発の2分後であること
に気づいた。(もう1本わずかにはやく余裕のバスがあったらし
い)
以下、法令に違反しない、もっとも「損害・賠
償額」の少なくなる,かつ可能な方法は?
1,
バスの運転手にわけを話し、途中の「無人の停留所は時刻表よりもはやく通過」
してもらう。
2,
駅に電話して訳をはなし、「列車の発車をまって」もらう。
3,
タクシー会社が見えたので、「停留所ではなかったが」バスを止めてもらい
タクシー2台で駅に急行してもらう。
1,2,3 どれ?
問題B:
客と同じ集合場所の地図を持っていたので、前日観光バス会社に確認連絡をする
のは省略した。当日、集合時刻の5分前
に、地図どおりのところにまっていたら、
ツアー客は全員時間どおりにあつまってきた
がバスが来ない。
「30分まって」、バス会社に電話したら地図は90度ずれであった
こと に気づいた。
実はバスは、そこからは角になっていて見えな
かったが、手配どおりの場所に待機し
ていて、「30分過ぎたのにだれも現れなかっ
た」ので車庫にもどった。
このあとのこととして、ありうるのは?
1,
車庫にもどったバスが次の予定なくとまってあっても、
再手配は拒否されるし、手配した旅行会社が払い込んだ料金はもどってこ
ない。
2,
車庫にもどったバスの再手配を求めたら、再度同額の料金支払いをもとめられた。
3,
手配した旅行会社に電話したら2のそれは添乗員の個人負担だという。
しかもこのため、予定の目的地の一つには行けず、その損害賠償もさせられた。
*これは旅行業約款、運送約款、および添乗員
(案内士)契約の範囲です。
--
クイズ1の答え
2,
通訳案内士資格はもって「いる」が、「国内旅程管理主任者資格」(添乗員資格)をもっていない人が....「客
が全員外国人」の日本国内の企画旅行(パンフレットで募集された旅行)の「添乗」。
---