140208_09inspired
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(ke)
英語の上手下手より、内容が興味深いと
人は耳を傾けるのだと実感しました。
講師からのアドバイスで次回から心がけたいと思ったのは
1.前に出た時、正しい姿勢を保つ
 特に第一印象は大切なので気をつけること
 (フラフラしていては、お客さんも不安に感じる)
2.マイクを口の近くにしっかり持って、声を逃がさない
3.お客さんがちゃんと聞こえているか確認する
4.アイコンタクトを上手にとり、笑顔を忘れない
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(mi)
<2/8〜9実地研修 柴田先生アドバイス>
●自己紹介でPlease call me ××.は不要。(ガイドの名前を正確に覚えてもらうことが大事)
●説明は読まないで暗記する。(自分のペースでゆっくりでも良い)
●説明にパンフレットに書いてないような情報を入れる。(お客さんの疑問に答えるような興味を引く一味をいれる)
●道端で目にすることも説明できるようにする。(例えば葬儀場の前を通った時など)
●神道と仏教の違いを説明できるようにする。(「それぞれの信者は何%なの」と聞かれたら、日本人の宗教慣習も含めて分かり易く説明でき るようにする)
●ネガティヴなことは言わない。(「英語はあまりできませんので」とか「話すのは不慣れなので緊張してます」等は言わない方が良い。手持 ちの書いたものを読むときも「覚えられないので」とは言わないで「皆様にaccurate にお話したいので資料を読みます」等と工夫する)
●練習に自分のスピーチを録音して聴くと良い。(自分で気が付かないことが意外とわかる)
●英語の発音に注意する。(例えばシクラメンはカタカナ読みでは通じない)
●摂氏と華氏の換算を出来るようにする。(風呂の温度ぐらいは覚えておく42℃=107.6ºF)
●実際のツアーでは、人数の確認は大事。(訪問先に必要により電話を入れる。)
●事前の訪問先の下調べは大事。(あらゆることを想定して)
●案内は適時に余裕をもって行う。(バス降車時ぎりぎりでは間に合わない)
●集合時間は正確に伝わるようにする。(紙に時間を大きく書いて示す等)
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0211
(to)
1.トイレ休憩の案内の他、必要によってSmokingの時間や場所も。
  「次の場所まで2時間走ります。トイレ場所はありません」といった案内も。
2.国により頻発語あり。英国人:Lovely、米国人:Great
  インド人;・・・Correct!
3.時間はしっかり伝える。14:45(NG:15時15分前)
  そのまま14:45で発音し伝える、紙に書く。英語が怪しい時は何度も確認する。
4.ニックネームだけでガイドをしない。お客が迷って、警察や日本人に「私のガイドは
  イチロー」と言ってもわからない。必ず、本名を伝えておく。  ---*こういう 手もあります(TEL)
5.震災、政治、宗教等のTouchyな話題は慎重に。このような話題で議論したりしない。
  質問に答えるにもそれなりの力量がないと対応できない。原発の質問をよく受けたが、
  例の「Under Controlled」として返答した。
6.日本人は生真面目に質問に何でも答えようとするが、ガイドなので明るい話題、良い方向に持って行く、
  自分の得意な方向に持って行く姿勢が必要。変な質問には、いい意味でうまくかわす対応。深入りしない。
7.お客をいかに安全に気持ちよく楽しませるか。プロ意識(ガイド料をもらっている)が大切。
8.最後の別れのアナウンス「お客への御礼、また来て下さい、忘れ物はありませんね」運転手や添乗員へのお礼も忘れずに。
9.日本円両替、福島県内でも7−11で下せる。
  注(これはVisaやMasterのCredit CardでのCashingか、Dinersカードのような国際カードで
  自国の自己口座から引き落とすこと。前者は金利が付く。いずれも日本円で出て来る。その時の為替レートで
  自国の口座から引き落し。欧米やオセアニアでは、小さな村の銀行ATMでもCardが使えるので大金を持ち歩く
  必要なし。当然、ATMではその国の通貨で出て来る。この習慣に慣れていると日本の銀行ATMは不便に感じる)
10.A4くらいのバインダーとメモ帳を持って行く。(100円ショップで良い)
   メモの他、客に時間や金額を書いて伝えるのに必須。
11.カバンは両手が空くもの。切符やお金を数える場合あり。
12.通常ガイドは、バスの背もたれに立って話をするが、高速道路では
   立って説明するのは禁止。
13.Freeは無料の意味。自由席はFree SeatではなくNon-reserved.
   漢字はChinese character. 込み合っている時に詰めてもらう、スペースを
   作ってもらう=>squeeze(絞り出す)という便利な単語あり。
         日本での神は、GodではなくDeity を使う。
14.あまり気にしないことが質問される。ぼたもちとおはぎの違い。
   イチゴは、12月に一番売れるとか。マスクをよく付けているとか。
15.日本人のように時間厳守しないので、時間をしっかり間違いなく伝える。
   国民によっては10時出発と言っても、大体10時頃のような感覚。    
16.成田=東京=箱根=京都=大阪=関空を観光のGolden Routeと言う。(逆も同じ)

(追記)ホテル聚楽で海外からの客にレストラン終了後、「21時過ぎに食事をしたい」とか
    言われることがあるという話がありました。数年前、伊のフィレンツエの
    レストランでボーイから聞いた話です。19時に来るのは日本人、20時は米国人、
    21時は仏人、22時は伊人、23時はスペイン人とのこと。食事時間のピークが違います。
    但し、スとか伊では食間でBarとかでちょびりつまみ食いしています。
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0219
(to)
1.運転手、添乗員等の名は、乗車前にメモしておくこと。
  最後にお礼のアナウンスをする時、運転手の鈴木さんのように固有名詞で
  呼ぶこと。ネームプレートとかで朝、記録しておくこと。 -------------------------->(参照)
2.バスが遅れることだけでなく、予定より早すぎる場合も注意
  昼食の時間を早めるために、到着1時間前にはレストランに連絡する等必要。---->(参照)バスガイドマニュアルでは 15分前
3.いきなり、福島県の地名に入らない。初めての人はわからない。
  福島県=>中心部=>郡山市=>三春 というように大中小と入っていく。------->アウトライン・ディ テール・サイト(インターブリティプ)コメンタリー
4.同様に、intensiveな話でいきなり、白虎隊を長々説明してもNG。
  歴史・背景の概略を手短にしてから入らないと、日本や福島が初めての人にはわからない。
5.人数確認は確実に。お客を置き去りにしたら大事件になる。ガイド失格。  -------->(参照)
6.自由に写真を撮ってならない場所・対象がある。
  秋葉原や原宿のコスプレ・モデル=>有料の場合あり。
  幼児・児童=>画像加工して児童ポルノの疑いを掛けられる。
7.法律違反は、事前に伝える。ガイドから聞いていないとはならないように。
  例)京都:街中での喫煙は、千円のFine。
8.ガイドは、職にふさわしい服装。いい意味で、お客と差別化する。 ------------------>(参照)
  お客から見ていい感じ。お客と同じでは見分けがつかない。
9.日本語の名前、地名は、ゆっくりとはっきりと。
  例)京都:キヨウトウ 年号、数字は繰り返す。
10.福島県の通訳だから福島県だけの知識があればいいではダメ。日本の基本的な
   歴史・文化・しきたりの勉強を。これがガイドの難しさでもあり、また楽しさでもある。
11.お客が疲れて来たら、Change of airで歌でも歌う。さくら、会津磐梯山。
   歌の意味をざっと説明して歌えば、効果抜群。長い・詳しいガイドは客も疲れる。
12.各県に水族館があるのは、日本ぐらいである。水質管理等で莫大な維持費がかかる。
   注)水族館にある曲面ガラス(強度、透明性)は日本のお家芸の技術である。
13.難しい対象を説明する時は、世界的に有名なものを持ってくる。
   例)あぶくま洞=>初めての客にはトルコのカッパドキア(奇岩)のような名所とか。
14.日本の行事・しきたりを尋ねられても日本人として答えられるように。
   例)おせちの食材の意味。鏡餅の意味。会津磐梯山は、何故宝の山か?
     京都の京の意味。江戸はどういう意味。
15.その土地の名産(specialty)、名物料理(local delicacies)を把握しておくこと。
16.お客がどこの国の人か事前に予習しておく。特に、若い世代、家族連れは
   日本のSubcultureに詳しいので、知らないで済まされない。
   マンガ、アニメ、アキハバラ等に詳しく書名、主人公が日本語で出て来る。
   例)ガンダム、エバンギリオン、NARUTOなど、TVアニメをよく知っている。
17.東南アジアのお客には、中国系も多いので、国際問題には注意。
18.大きな混雑したParkingでは、バスの外観(色、模様)やナンバーも知らせておく。
19.お客から尋ねられるgeneral topicsには際限がない。古い日本への知識が原因。
   例)忍者はどこにいるのか? 芸者にはどこで会えるのか?
20.最後の挨拶で、「今日は楽しめましたか?」などと聞かない。「今日はとても楽しい一日でした」と
   言い切ってしまう。状況から真面目に聞いても無意味。 ------------------------------>(参照)
21.最後の挨拶でさりげなく自分の名をPR(次回のご指名やアンケート評価を期待!)
   May I repeat my name? Hanako Wada. とか。
22.実地研修で行かなかった場所でも「語学研修」に出ている場所は、どこでもガイドできるように。
23.ガイド中に何が起こるかわからない。対応できるのは、「場数を踏む」これ以外にない。


以上
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